安全な牛乳が届くまで

生乳の安全・安心を
守り続けるために

九州生乳販連では、
安全・安心な生乳品質を
維持していくため、
生産者ごとに定期検査を
実施しています。
また、生産者が検査結果を
有効に活用できる検査体制を
取っています。

正確に、素早く、確認。-生乳検査について-

九州生乳販連の生乳検査所では、本会を通して出荷される九州7県の生乳を検査しています。衛生管理の基準となる細菌数・体細胞検査をはじめ、脂肪分や無脂固形分など生乳のさまざまな乳成分について詳しく検査します。高精度の迅速測定機器によって効率的で正確な検査を行うことで、サンプルが届いた日の午後には会員を通して生産者に検査データを送付しています。そのデータをもとに会員・各酪農家が素早く対応できる体制を構築しています。

目に見えない細部まで。-高精度なデータ計測-

野菜などの農産物とは違い、見た目では品質の評価ができません。
そのため生乳検査所では、人の目ではわからない乳成分や細菌数を赤外線や光を利用した高精度の計測機器によって瞬時に測定しています。
また各測定機器は、全国の検査所の測定データと照らし合わせて精度管理を徹底することで、安心できる検査体制を維持しています。(九州生乳販連検査所は平成22年度より生乳検査精度管理認証取得施設に認定されています)

より高品質な生乳を目指して。-生乳品質共励会 表彰式-

九州生乳販連では、月に2回の定期検査データをもとに、より良質な生乳・質の高い生産管理を行う生産者を表彰する生乳品質共励会を毎年実施し、各酪農家の生産品質の向上を目指す取り組みを行っています。常に高品質の生乳づくりを維持し、質の良い生乳を安定提供できる生産者を増やすための取り組みです。